建物性能のたいせつな決まりごと①

ワタシたちのかんがえる

かいてきな暮らしの目標を

小さなエネルギーで叶えるために

最低限必要な建物の性能を設定しています

 

冬の温度

21℃程度 相対湿度45(絶対湿度 7g/㎏以上

 

外に逃げる熱

 

屋根・壁・床・窓から熱は逃げていきます。

(その他、換気設備からも逃げます)

 

それぞれの性能によってこの逃げる量は変わりますが、これらをそれぞれ小さくすることで、室温の変化は小さくなります。

 

室内外の温度差1度の時

天井、壁、床の面積(外皮面積)1㎡あたり

 0.34W(ワット:仕事率 消費電力がおなじみです)

という熱が逃げる建物は下記指標になります。

 

断熱性能指標

HEAT20 G2グレードと呼ばれるものがあります

ワタシの住む6地域はUA値0.46です
UA値とは外皮平均熱還流率

(値が小さいほど断熱性能が高い)

 

この6地域においては5地域G2

UA値0.34W/㎡k以下

を決まり事とし、必要に応じてさらに高めていきます

 

内に入る熱

こちらはおひさまの力の事を指します。

冬のおひさまの力はご存じの通り。

晴れた昼の縁側は、暖房いらずだと思います。

この力を最大限に活かすためのしつらえが大切です

 

家の向きは出来るだけ真南に、南側の隣家との関係を読み解く

 

おひさまに素直な設計(パッシブデザイン)です。

 

埼玉県の久喜市の12月の1時間当たりの南面の日射量は388W/㎡くらいなので

幅1.6m、高さ2.0mの窓(日射取得60%)があるとすると

740Wとなります。

740Wの電気ストーブ暖房があるのと同じことになります。

 

性能を活かすデザインが問われます。